DETAIL

1999年 メルセデスベンツ SL320(R129)/ディーラー車(ヤナセ物)/後期モデル/生産終了モデル/
右ハンドル/5速AT/車検28年1月/実走行22,400km/
外装色:バーンスタインレッド/内装色:サフランレザー/幌:ダークブラウン/ウォールナットウッドパネル/
パワステ/パワーウインドウ/エアコン/ABS/ESP/エアバッグ(運転席、助手席、サイド)/
メモリー付きパワーシート(運転席、助手席)/電動格納調整ドアミラー(左右)/電動テレスコピックステアリング/
ヘッドライトワイパー/リアガラス熱線/純正17インチアルミ/クルーズコントロール/シートヒーター(運転席、助手席)/
純正オーディオ/電動ロールバー/ETC/スペアキー3本/ヴィークルデータカード/レインセンサー/
取説/記録簿12枚(ヤナセ&サブディーラーで10枚)/新車時保証書/サービスマップ/スペアタイヤ/ジャッキ/三角表示板/純正工具/無事故/フルオリジナル/

※ネオクラシックセレクション保証付き!
納車整備:http://www.garagecurrent.com/seibi/
ネオクラシック保証:http://www.garagecurrent.com/neoclassic/
☆過去の納車整備の模様をご覧いただくことができます。
http://www.garagecurrent.com/blog/archives/category/maintenance

※第三者機関「AIS」(株式会社オートモビル・インスペクション・システム 車輌検査専門会社)による検査実施にて評価済み
http://www.ais-inc.jp/

極上コンディションのSL320(R129)が戻ってまいりました!
以前弊社にて販売させていただいたこちらのお車は、お乗換えの為に弊社にお戻しいただきました。
私共にとって、お客様にリピーターとして再びご利用いただけること、これほど嬉しいことはございません。
さらにこの極上コンディションのお車をご紹介させていただけるのですから、その喜びはなおさらでございます。
この車輌の前オーナー様は、10台以上の車輌を所有される大変車好きな方でございました。
ご自身の所有車のラインナップにおいて、ヨーロッパの街並みにベストマッチするようなお車を検討され、
このたびのお乗換えとなりましたが、その間の走行距離は僅かに200km程度。
ご納車の際と、そのほかにもう一度だけお乗りになられたということでございます(^^)
ガレージにてしっかり保管されておりましたので、そのコンディションは折り紙つきでしょう。
一時期は、その素晴らしい造り込み、品質に比して、非常に低い評価がなされていた時期もあるこのR129型SLクラス。
最初期モデルの生産から25年が経過する今、再びその真価が認められてきたことは間違いないでしょう。
どんなモデルもそうですが、生産から10-20年という時期には、中途半端な個体が存在します。
中途半端というのはコンディションについてですが、その内容は様々です。
メンテナンスをされずに乗られてきた個体、メンテナンスはされているが、ボディやインテリアに無頓着なオーナーに乗られていた個体、
トラブルを抱えてその場しのぎの応急処置程度で乗られてきた個体、事故により損傷している個体があげられることでしょう。
しかし、そのような個体が、徐々に淘汰され、残っているのは歴代オーナーに大切にされてきた個体か、
もう手の付けようのない状態になってしまった個体か。
すると、徐々にその本来の価値、魅力が再認識され、評価が上がってくるのです。

このR129というのはメルセデスの製造コードでありますが、よく言われることはこの数字の最初が1のモデルまでが、
メルセデスが贅沢に「作りたい車を作っていた」という時代の車だということです。
最後の旗艦Sクラス、W140や今なおその神話的な人気が衰えないのは生涯にわたり楽しむことの出来るEクラスW124でしょう。
どれをとっても「重厚感」という言葉がピッタリで、安全基準やコスト削減のあおりを受けず、
メルセデスらしいこれぞメルセデスと感じさせるモデルたち。
前述の通り、すでにある程度の台数は淘汰され、今ではこのような極上コンディションのお車は非常に少なくなってまいりました。
出会った瞬間が買い時と、間違いなくお奨めさせていただきたい個体であるのです。

外装は、美しく情熱を感じさせるバーンスタインレッド。
落ち着きを持ち、大人の魅力を感じさせるレアなボディーカラーでございます。
メルセデスといえば、定番のシルバーのイメージが強いですが、このような素敵なカラーも純正ランナップされていたのです。
そしてさらにこの色を際立たせてくれるのが、R129の完成されたボディーラインでしょう。
ロングノーズやフラットなデッキラインのデザインは、形こそ違えど間違いなくR107を継承するもの。
新車当時にオーダーされたダークブラウンのソフトトップにも初代オーナーのこだわりとセンスのよさが感じ取れます。
オープンカーとしての魅力と、大人の落ち着きと遊び心を、ここまでうまく凝縮させて表現できることはもはや奇跡といっても過言ではないでしょう。
ぜひ、この奇跡の一台で優雅に彩られた珠玉のドライブを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

内装は、なんとも上品なサフランレザー。
サフランとは、アヤメ科の植物ですが、そのめしべが香辛料や香料として使われています。
古代には王族のためのロイヤルからとして使用されたという話もあるそうです。
この一台にはそんな話も納得といえるのではないでしょうか。
運転席に座ってまず感じるのは、「落ち着き」でございます。
柔らかく硬さのない上質な本革と、さらに色合いとしても心地良さを演出しているこの空間、非常に贅沢です。
ソフトトップと同様に、カーペットはブラウン系で統一されております。
ここまで、綿密に完成形を意識し、オーダーされた車輌であること、ワクワクしますね。
まるで、タイムスリップしてきたかのような美しさを抱くこの個体、ぜひ当時の最高傑作をお楽しみください。

機関系は、その記録簿が素性を物語るコンディション。
12枚も残された記録簿の内、当時のヤナセ販売特約店であるサブディーラーとヤナセによるものが10枚を占めます。
その他には、一般の整備工場が1箇所と、弊社テックセンターが1箇所でございます。
そして、次にご納車させて頂く際には、テックセンターの記録簿がもう一枚追加されて13枚になるのですね(^^)
R129は後期型で6気筒エンジンは、直列からV型へ変更されます。
往年のDOHCからは少し印象が異なりますが、乗りやすさと信頼性はピカイチでしょう。
どのような回転域においても扱いやすく普段使いにも困らないので、使用する場面を絞る必要もございません。
500のエンジンは有り余るパワーと高額な税金がかかってしまいますが、
こちらのお車はその様なことは無く、なにより鼻先の軽さとレスポンスは段違いに圧勝ではないでしょうか!
右ハンドルの利便性も加わり、この上ない選択と考えられる一台ですね。
ぜひこの最後のメルセデスに相応しき一台をご堪能下さい。

水冷V型6気筒 SOHC 18バルブ 3199ccエンジン
最高出力 224ps/5600rpm
最大トルク 32.1kgm/300〜4800rpm

新車時参考車輌本体価格 990万円(税別)

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