2020-12-11

911カレラのチェックポイントをご紹介!

こんにちは。



ガレージカレントの栗田です。



kurita



さっそくですがこの車輌がどのような経緯で出てきたのか。



そこからチェックしていきましょう。



当車輌は過去に私が販売をさせていただいた車輌でございます。



今回はお客様のご家庭の事情の変化ということで泣く泣くお手放しでございます。



そのため、タイヤ交換したて、コーディングしたてという状況です。すばらしい。。。





お譲りいただいてから東北道経由でショールームまで自走の旅です。



おおよそ2時間少々のドライブでしたが私がこんなに運転を好きだったんだと



思い出させてくれるすごく充実した時間でございました。



買えれば迷わずほしいクルマです。買えればですが。



一時期よりは価格も高騰し限られた方にしか手にできない車輌になってしまいました。



しっかり吟味して選ばれる車輌ですから、今回は抑えておいてほしいチェックポイントをご紹介していきます。



 



今回は助手席側からぐるっと一周見ていきます!



まずはドアを開けて天井です。



サンルーフレスでございますので、非常にきれいです。



切れもなく、雨漏りもございません。





ドアを開けたピラー部分は非常にきれいです。



ドアの脱着された形跡もなく、保管今日の良さを感じてしまいます。



これは入庫した時の状態ですので、今はもっときれいです!





ダッシュボードは変形もなくピシッとしています。



右側の一段高い部分がデフロスターのルーバー部分なのですが、



この部分に対して反りかえるともりっとしてしまいます。



この時代のポルシェは割れはしないのですが変形が出やすいので要チェックです。



お次は後ろ側です。



マフラーも大切です!



マフラーが真後ろから見た時にまっすぐ出ているのをお判りいただけますでしょうか。





これぞ日本仕様なのです。



並行の場合は斜めに出てきますのでちょっと変わります。



そして何よりも大切なので触媒です!



左リアのタイヤハウスからのぞき込むと見えます!





寄ってみるとこのようになります。





こちらが触媒です。



実はこれがない車輌が多く流通しております。



今日の本題はここといっても過言ではありません。



ここ最近は特に厳しいという話を耳にします。



これがストレートだったり社外だったりすると車検に通りません。



並行の車輌でわざわざ高額な触媒を入れる事もないと思いますので、



良いオーナー様が過去にいらっしゃれば並行でも大丈夫かと思いますが、、、



あとは当時ルールが緩く納車後すぐに触媒を外してしまっているケースが多々あると聞きますので



ディーラー車だからといっても安心はできません!要チェックポイントです。





リア周りではこのスピーカーも重要です。



変更するとこのケースが付けられなくなります。



動いているかどうかは別としても残っているかどうかは見ておきたいポイントです。





運転席に回って次はドアポケットを見ます。



ここは、肘を置きがちなポジションのようでございます。



小物入れのふたが中に陥没してしまうケースをたまに見ます。



どのように乗られていたのかというポイントですが、このクルマは良さそうです!





メーターの針はしっかり鮮やかな色です。





シートベルトキャッチのPRESSボタンも鮮やかです。



ダッシュボードの時点でなんとなく想像は出来ていましたが、



このあたりもくすんだり褪色したりしますので目安になります。



フロント側に回りますが、ここからは簡単です。



したからフロアを除きます。



あみあみの向こう側がトランクフロアです。





964以降に比べて車高も高くフロアも高いのでそんなにぶつけることは無い箇所です。



低いは低いのでぶつかっていてもしょうがないのですが、



穴が開いていたり・板金修理をすると修復歴の扱いになりますので要チェックです。





こちらは出荷時のカラーコードです。



正真正銘のグランプリホワイトです!!





ストラットもきれいです。



茶色いのは、出荷時からのものですのであってOKです。



みんなついております。



むしろ真っ白であれば修理を疑わないといけません。





スペアタイヤを外すとフロアとフロントパネル、サイドメンバーの一部が見えます。



このあたり、フロント事故があれば一発で影響が出ます。



964以降になるとカバーがついて見づらくなりますが、この車輌はちゃんとタイヤをおろせばOKです!



ちなみに964以降もタイヤをおろせば確認できます!ちょっと大変ですが(;'∀')



ついでにジャッキもちゃんとついておりました!よかったです。





あとは大切な車台番号の溶接がないかを確認します。



張替えだとここまでいいクルマでも販売できなくなってしまいますので、、、





今年製のミシュランです。



ビバンダム君も元気そうに手を振っています。



この後はもちろん第三者査定機関AISで検査を行います。



そこで問題が無いと判断されて初めて当社の商品となります。



記録簿もいっぱいありますし、なんといっても長年当社でお付き合いさせていただいている一台です。



お探しの方いかがでしょうか。



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