2019-12-11

私が実施しているクルマの選び方(ボディ編)

こんにちは。



ガレージカレントの栗田です。



kurita



タイトルにもあるとおり、今回は私が実施している自動車の選び方について簡単にご説明させていただきます。



私がと書きましたが、あくまでガレージカレントの商品となる車輌についての基準です。



この内容というのは皆様に自動車をご購入いただく際にそのまま参考にして頂けるのではないかなと思いブログにさせていただきました。



ぜひご参考にして頂ければ幸いでございます。



今回はちょうど入庫した996カレラに協力してもらいます٩( ''ω'' )و





詳細はこちらから



 



今回はボディ編ということでクルマの機能的な部分は無視して事故歴等に特化して書いていきます。



自動車のボディをチェックするうえで最も大切なのは見落としをしない事です。



どのような順番で見ていくかを決めることが大切です。行ったり来たりでは見落としが生まれてしまうので。



ちなみに、私の場合は運転席のドアを開けたところから時計回りにと決めております。



というわけで、まずは運転席ドアです。



鏡を利用してドアの付け根のネジをすべてチェックします。



工具を使って脱着しますので、外していれば塗装が剥げます。





塗装が剥げた個所というのは表面が荒れたり、錆が出たりしています。



この車の場合は問題無しと判断できます。



そのまま付近のAピラーの状態をチェックしていきます。





新車時の接着剤も残っていて再溶接のあとも見られません。



ドアを外した様子が無いため本来は何もないはずですが、念のため確認しておきます。



外せる部分は外してみていくというのも鉄則でございます。



事故などが起きた際に修理を行うとなるとやはり見えない部分で境目を残すのが鉄則でございます。



 



お次はトランクルームに移動します。





ついているシールにも非常に多くの情報がありますので、見ていきましょう。



例えば、カラーコードは要チェックです。



これでボディが違う色であれば色替え車輌ということになり価値も大幅に下がります。



また、ボンネット裏のシールには車台番号があります。



本来の車台番号と異なる番号であれば、それだけでボンネットは交換されていることが推測できます。



996を見る時の鉄則はトランクルームのカーペットを剥がすこともそうですが、



ヘッドライトを外して見るインパネの先でございます。



 



ヘッドライトを外させてくれる販売店であればぜひ外してもらってください。



これは993以降は皆要チェックポイントでございます。



※私達は全員ヘッドライト裏までしっかり確認を徹底しております。



そしてトランクルームには車台番号のプレートがあります。



何が大切かというと、張替えをされていないかどうかということです。





赤丸が車台番号なのですが、その裏側に注目です。



ポルシェなどの高額車輌では張り替えられているケースも考えられますので要チェックです。



私はこれまでに30台ほどのお車をお譲りいただいております。(下取を除く)



その中でも一台実際にありました。



そういった車輌は弊社では取り扱いが出来ませんので、ここも要チェックでございます。



 



お次は助手席ドアを開けて確認していきます。



今度はBピラー側の溶接を確認していきます。





何かあれば大概裏側にヒントがありますので、鏡を入れてみてみると普段見えないものが見えたりします。



鏡とライトはクルマを買いに行くときはぜひ持っていくことをおススメします!



 



そして最後はエンジンルームでございます。



996で一番に見るのは隅っこです。





すごくわかりやすいポイントなのですが、まずここを見てから



左右の溶接を確認して車輌下側から確認してと進めていきます。



変にシワが寄っていたり、左右で違っていたりしたら要注意です。



 



大まかにはこのような感じで進めていきます。



記述はしていませんが、ボディ下側は一周見ていただきたいです。



例えば、この写真はトランクの下側です。





ポルシェのトランクは非常に低いです。



縁石に前側から乗り上げて穴が開いてしまえばそれだけで事故の扱いになります。



一度開いてしまえば、修理をしても一緒です。



ぜひこのあたりもしっかり見ていただきたいです。



 



大まかにこのようにクルマを査定させていただいております。



ここには書ききれなかったポイントはまだまだありますが



おおよそこのあたりを見ていただければ何かあればきっと違和感を感じていただけると思います。



現在でも巷にはオークションで買ってきたクルマをオークション時の検査結果のまま販売されているお店もあると聞きます。



中には修復歴を見落とされているクルマもたくさん存在します。。。



特に、古い車になればなるほど難しかったりもします。



長く大切に乗っていただける一台に出会っていただけるように、参考にして頂けますと幸いでございます。



 



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