DETAIL

1992年 メルセデスベンツ 500E(W124)/ディーラー車(ヤナセ物)/生産終了モデル/
車検23年10月/走行59,500km/左ハンドル/2オーナー/
外装色:パールグレーM/内装色:ブラックレザー/ウォールナットウッドパネル/
パワステ/パワーウインドウ/エアコン/ABS/ASR/エアバッグ(運転席、助手席)/
メモリー付きパワーシート(運転席、助手席)/シートヒーター(運転席、助手席)/電動調整ドアミラー(右)/
Panasonic Strada HDDナビ(インダッシュ)/地デジ/ETC/社外キーレス/
取説/補足版取説/記録簿/純正BOOKケース/サービスマップ/スペアタイヤ/ジャッキ/
92年ポルシェファクトリー/無事故/
※ネオクラシックセレクション保証付き!
※第三者機関「AIS」(株式会社オートモビル・インスペクション・システム 車輌検査専門会社)による検査実施にて評価済み
http://www.ais-inc.jp/
※前回ご納車時(H21/9 )多数整備、部品交換実施済み!

124の中でもAMGコンプリートを凌ぐほど別格の評価をされているのがこちらの500Eでございます。
今回ご紹介させていただく個体は、1年半ほど前に弊社にてお納めさせていただいた素晴らしいコンディションの一台です。
当時5.2万?、1オーナーでお納めいたしましたが、この度お乗り換えに伴い、弊社にお戻しいただきました。

前回ご納車時の整備で、かなりの部分に手を入れております。
エンジンハーネス、油脂類、プラグ、ベルト、ステアリングダンパー、バッテリー、エアクリーナーなどを交換。
その他にも、下取り車から交換したてのパーツ類を移植。
実は、オーナー様は、同型500Eから、弊社の500Eにお乗り換えいただいたのですが、
お乗り換えの直前に様々なパーツたちを交換したばかりでしたので、
弊社にて次の車輌に入れ替えさせていただいておりました。
フューエルプレッシャーレギュレーター、パージバルブ、スターターロックアウトスイッチ、
ATキックダウンソレノイド、フューエルポンプリレー、電動ファンレジスター、マフラーハンガー、
ヘッドライトスイッチ、ドアミラーゴムカバー、アンテナゴムなどこれでもかとパーツ交換しております。
おかげで、もともと状態の良かった個体が、さらに予防整備も含めてビシッとなったのではないでしょうか。

お金のかかった造り込みで評価の高い前期型92モデル、マニアならずとも車好きであれば
一度はご賞味いただきたい一台であります。

まずはその大きく張り出したフェンダーの造形。
単なるデザインではなく、足回りの配置から必然的に生まれたラインです。
4ドアセダンらしからぬ押し出しの強いただならぬ印象に満ち溢れております。
そして、W124のラインナップの中では400と500のみに与えられたM119のV8エンジン。
R129で採用されたV8エンジンを、ミディアムボディーに搭載し非常にパワフルな走りが可能です。
特に500Eに関しては、足回りもR129の物を使用することで、よりレベルの高い走りが可能となっております。

この119エンジンは前期と後期で様々な変更がなされております。
すぐに目に留まる部分では、ベルトの幅でしょうか。
前期は8リブで見るからに太くて頑丈そうなベルトなのですが、後期では6リブになり、すこし細い印象を受けます。
細いと言っても一般的な車輌はほとんど6リブですので機能的、耐久性には何の支障もありません。
逆を言えば、前期までのメルセデスが、それだけオーバースペックの車造りをしていた証と言うことでしょう。

それから、これは一度エンジンを開けてみないと分かりませんが、前期はクローズドデッキ、
後期はオープンデッキとなっています。
クローズドデッキでブロックを鋳造する場合、オイルや水の通り道を作るために、中空部分を作る必要があり、手間とコストがかかります。
そのような部分を簡略化し、コストや手間を抑えたものがオープンデッキのブロックです。
反面、耐久性などはクローズドデッキには及びません。
ちなみに、E60の6リッターのチューンドエンジンはクローズドのブロックを使用していますよ(^^)b

外装は、個性的で人気のあるパールグレー。
いぶし銀の大人のイメージで上品に500Eをお乗りいただけることでしょう。
500の魅力は、なんといってもその張り出したフェンダーです!
4ドアの高級セダンなのに、この張り出しはただものではございません。
その生い立ちを知っているものだけが理解できる張り出しの意味。
これこそ所有欲を掻き立て、持ち続ける価値を感じさせてくれるポイントでしょう。
傷や塗装の劣化、メッキのくすみなどもなく、良い状態を維持しております。
ぜひ、この雄姿を現車にてご確認くださいませ!

内装は、定番ながら一番人気のブラックレザー。
機能性を追求したインテリアデザインの中には、洒落っ気などは微塵もございませんが、
これが使えば使うほど、乗れば乗るほど身体にぴたりと合ってくるため、
多くの124ユーザーが長く乗り続ける要因の一つでもあるわけです。
シンプルなインテリアには、このモデルがもつポテンシャルの高さを
誇らしげに表現するような部分は全くと言ってよいほどありません。
羊の皮をかぶった狼ってやつを好きなんですよね、みなさん(^^)
シートのスレ、ヘタリなども感じさせない美しく保たれたインテリアは、
御家族の皆様に愛していただけることでしょう。

機関系は、弊社取扱いの500の中でもトップレベル。
手を入れてあげれば、その分しっかりと答えてくれる質実剛健な時代のメルセデスだからこそ。
静寂なアイドリングから、不快な音など一切なくスムーズな加速を披露するこのエンジン、
速度域に関わらずドライバーの右足に素直に反応して思い通りの加減速をしてくれる、
非常に優秀で素直な機械でございます。
アクセルを床まで踏みつけると、50kgmのビッグトルクで強烈な加速をお約束!
さらにはDOHCのV8らしい快音を響かせながら5000rpmオーバーまで
一気に吹け上がり、これが4ドアのサルーンなのかと信じられないはずです。
ただの機械とは思えない、作り手のこだわりを感じさせてくれる500E、手に入れて損はしないモデルです。

M119 水冷V型8気筒 4973cc DOHCエンジン
最高出力 330ps/5700rpm
最大トルク 50kgm/3900rpm
新車時参考ディーラー価格 1550万円

いまや伝説になりつつある名車、メルセデスベンツ124・・・
その贅沢な造りは、持ち続け、走り続けることによりその真価を深く理解できます。
本当に贅沢なモノを永く大切に使っていきたいあなたへ、贅沢な本物を。

☆500Eを選ぶなら迷わず92年モデル☆

なぜ、92年モデル(ポルシェファクトリー)なのか?
それは、ブレンボキャリパーや330psエンジン、
そして生産工程の一部をポルシェが担当などなど、
車好きにはたまらないおいしいディテールが満載だからに他なりません!
ドライブフィールも明らかに後期モデルとは異なる、
重厚感と全てが機械的なフィーリング、まるで
スポーツカーのような俊敏さ、これが5リッターV8を積んだセダンなのかと・・・。

ガレージカレントでは、徹底的な整備とアフターサポートにより、お客様へ安心と満足をお届けいたします。
ご購入後のメンテナンスも、弊社修理工場のカレントテックセンターにお任せ下さい!

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